間違いだらけの 髪のコーティング その3
痛んだキューティクルを補修・修復して
髪の毛のダメージをストップ!!!
新成分の◯◯◯で キューティクルを再生!
髪の毛のキューティクルを補修し
ダメージ毛を疎水化することで
綺麗な美髪にしていきます!
結局すべて コーティングですよね???
コーティングはドライヤーや
アイロンの熱から髪を守るのも嘘だし
紫外線吸収剤が入っていないコーティングは
紫外線からなんか1ミリも守ってくれません(泣)
そんなにコーティングって 大切ですか?
コーティングにも種類があるのをご存知ですか?
コーティングのお話の続きです♩
その1 と その2では
コーティングの原理と歴史みたいなもんを書きました。。。
もうちょい 続けます。。。
昭和のトリートメント論とでもいいましょうか
その2で書いてる
高分子の物質を髪の表面にくっつけて
キューティクルの サブ的な役目を果たす
クッション的 コーティング(皮膜)♪
こいつがね 昭和の終わりぐらいから 変化してきました、、、
美容師で衝撃だったのは
アウトバストリートメントですが
資生堂さんが 発売した キューティクルコート です♩
枝毛がくっつく とか 1滴つければ ツヤツヤ・サラサラ!
もうね 大ヒットです!
思えば ここが スタートラインだったように記憶してます、、、
そして時代は 平成に・・・
シャンプーが変化しました
天然成分、無添加、アミノ酸系でマイルドとか(レラのヒット)
マイルド 優しい 路線 まっしぐら。。。
それに合わせて トリートメントも変化します
手触り重視 ツヤツヤ・サラサラ戦争勃発!(爆)
美容室メニューも時代の流れで 急速に変わりました
縮毛矯正の登場 ストレートパーマブームがおこり
当時はストレート専門店なんぞも続出・・・
方だけじゃなく
ツヤツヤ サラサラになりたいがために
縮毛矯正するお客さんが多数出たりもしました。
その後 カリスマ美容師ブームでパーマ&カラーの普及
それに追随する形で ヘアカラーブームが到来・・・
すると
薬剤によるヘアダメージが深刻になり
サロントリートメントなるメニューが人気に!
現在に至る・・・
すみません 長くて(汗)
コーティングを語ると このぐらいは序曲なのです(泣)
素人さんには難しいかも知れませんが ついてきてください♩
平成になり その1 その2で記述していた
コーティングが変化してきたのです。。。
コーティングだけで考えると
そ〜 ある意味
↓
コーティングを目指してしまったのです、、、
基本は
売れたモノ勝ち! 的なとこですけどね・・・
時代の変化や流行で ヘアスタイルやヘアダメージも変わり
トリートメントというネーミングで
あたかも 髪に栄養を与えて 痛みを治す という幻覚。
そのときの手触りや艶でしか判断できない 素人さんだし
パーマやヘアカラーのダメージも誤摩化す事が出来るし・・・
簡単にいうと
☆もっと ツヤツヤにしたい!
☆もっと 効果を保たせたい!
この2つの思いが どんどんコーティングを加速させました。。。
最初はサロントリートメントの発想だったのですが
これらが ホームケアでの
シャンプー&トリートメントまで影響しだしました。
そうです
トリートメント効果を長持ちさせたい!
だから 洗うという目的の
シャンプーが邪魔モノになったのです。。
コーティングを剥がさないようにする
マイルドな洗浄力のシャンプーの普及です(汗)
シャンプー自体に コーティング剤である
シリコンを入れちゃう暴挙も
このあたりからの事ですね。。。
じつはこの シャンプーとトリートメントのバランスの変化が
大きな 間違いの元なんですね。。。
シャンプーがマイルドになりコーティングが落としきれず
どんどん 皮膜が蓄積されたり
果ては
シャンプー自体にもコーティング剤が混入し
コーティングで洗って また上からコーティング・・・
しかも 手触りや艶がいいんで
一般消費者は こっちのが喜んで 売れる!
もう こうなると コーティングまみれ ですな(汗)
サロントリートメントから
ホームケア用の美容室専売のシャントリ
ついには
市販で販売されてる シャンプー&トリートメントまで・・・
平成のコーティング は 暴力的です(汗)
もうね 髪の毛の表面の保護とか
キューティクルのサブとか言うレベルじゃ御座いません。
髪の毛の お化粧品です!
ファンデーションや おしろいレベルに
見た目だけ キレイに見せるモノですな。
前にも書いた【トリートメントは髪を傷める】
この記事は あくまで
この 平成のコーティング を利用した
トリートメントの事なのです。。。
冒頭の文章が すべてです・・・
■美容室でトリートメントをすると髪は痛みます!
残念ながら 美容室でする サロントリートメントのほうが
一番 髪の毛を 痛めていると 思います(自論)
コーティング(皮膜)で得られる 艶、手触り、質感
こいつらを 長持ちさせようと
より 強力に化学反応を使用する
アルキル・カチオンコンプレックスの皮膜や
パーマや縮毛矯正にポリマー等を混入し
アイロンで熱吸着させてみたり
もうね 持続性を良くするために
どんどん 進化していっちゃいます!
1ヶ月間 肌につきっぱなしで
洗顔しても 取れないようなファンデーションでずっと お化粧してる 感じですな(笑)
こりゃ 最悪の事態でしょ‼︎
これは コーティングだけのお話では 済まないのです・・・
ちょいと 今度は コーティングだけじゃなく
この トリートメントが
髪をダメージさせる謎について書いてくつもりです♩
サルベージヘアルーム
Mano
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